防災訓練

平成22年度 東京都・文京区合同総合防災訓練

2010年8月29日(日曜日)に行われました、平成22年度東京都・文京区合同総合防災訓練に大東京歯科用品商協同組合は参加しました。

かつては震災記念日の9月1日に行われていた東京都の大規模防災訓練ですが、近年は参加者に考慮し休日に行われています。

東京都といずれかの区市町村が合同でやっており、今年は私の住まい、会社がある文京区で行われました。

医療救護訓練というのがカリキュラムにありまして、大東京歯科用品商協同組合は東京都とパートナーシップを結んでいる関係上、災害時の歯科用医薬品搬入の訓練に参加しているからです。

私は昨年に続き二度目の参加。

今回は、「東京湾沖で直下型の地震が発生し文京区が最大の被災地」と、いう設定。。。

文京区民としては、訓練とは言えしゃれにならない想定です。

訓練は、文京区の各施設で行われておりますが、医療救護訓練は、小石川高校のグラウンドで行われました。

簡単に言いますと、被災地の文京区には「区」が薬などを保管するストックセンターというのを設置します。

そして、同じ東京都内で被害の少ない場所には「都」が集積センターと言う、薬などの倉庫のような物を設置します。(今回は多摩地区という設定)

我々、歯科ディーラーの組合は、その集積センターに歯科用の医薬品を搬入するのが役目で、その訓練です。

もちろん訓練なので、多摩地区に行くわけではなく、小石川グラウンド内にストックセンターと集積センターが隣り合わせであり、搬入の訓練をします。体で覚える訓練と言うのは特になく、流れを覚えていくといった形です。では、医療救護訓練と、他の訓練も含めた写真をご覧下さい。

ドラマの撮影かと、思うような派手な訓練から、我々の参加した地味な物までありますが、こういった事はとても大切だと思います。

毎年、医療救護訓練ではトリアージ訓練を重点的にやっています。今年もじっくり見学しましたが、かなりリアルに緊張感をもってやっていました。

実際に日本は各地で大型地震の被害が出ているので、トリアージの重要性が取り上げられてるんだと思います。

訓練では、医師がけが人を診断し、重症と判断したのに、担架がなくて困っているなんて言う、本番だったら大パニックのようなシーンもありました。

来年は、どこでやるかまだ未定だと思いますが、見学だけでも価値はあると思います。

広報・教育担当理事 杉山勝人